オンラインカジノに個人情報を提供する危険性について

オンカジの入金不要ボーナスというのは、無料でオンカジのゲームが遊べるお得なサービスとなっている。

オンカジの入金不要ボーナスは、新規アカウント登録者がオンカジに登録するだけでもらえるボーナスマネーで、基本的には、受け取るだけならKYC認証(本人確認)は必要ではない。

オンカジによっては、まれにアカウント登録の段階でKYC認証が必要となるオンカジもあるが、そのようなオンカジはほとんどないため、入金不要ボーナスはKYC認証ぬきで受け取ることができると考えてまず問題ない。

しかし、オンカジの入金不要ボーナスは、遊び方の目的に応じてKYC認証が必要となる段階があるため、その点は注意が必要だ。

そこで今回は、オンカジの入金不要ボーナスにKYC認証が必要となるのはどのような場合かを解説していくことにしたい。オンカジでKYC認証をすることに不安や危険を感じている場合の参考になれば幸いだ。

入金不要ボーナスは出金目的で利用する場合にKYC認証が必須となる

オンカジの入金不要ボーナスの使用目的は、大きく分けて「無料体験目的」と「出金目的」の二つの目的にわかれるのだが、後者の「出金目的」で遊ぶ場合に、KYC認証が必須となるタイミングがあらわれる。

入金不要ボーナスを、前者の「無料体験目的」で遊ぶ場合はKYC認証が必要になる段階というものは訪れない。さきほど書いたように、登録の段階でKYC認証が要求されるオンカジでなければ、「無料体験目的」で遊ぶ限り、KYC認証という問題で頭を悩まされることはまずないだろう。

入金不要ボーナスを「出金目的」、つまり、ボーナスマネーを元手に勝利を重ね、賭け条件を達成し、その勝利金を引き出すという目的で遊ぶ場合に、なぜKYC認証が必要となるかというと、オンカジというものが「出金」をするためにKYC認証を避けることができないシステムになっているためである。

オンカジの入金不要ボーナスの賭け条件を見たし、勝利金を出金したい場合、プレイヤーに要求されるのは「最低一回の入金実績」といわれる入金の記録となる。

オンカジの入金不要ボーナスは、この「入金実績」を避けて通ることができず、また、この「入金実績」のために行った入金には新たな賭け条件が発生し、その入金額を賭けで使い切ることで、ようやく出金が可能ということになる。

オンカジの入金不要ボーナスでKYC認証が発生するのは、この「すべての賭け条件が達成されて出金の手続きをする手前」というタイミングとなる。

オンカジと、その入金方法によっては「入金」の段階でKYC認証が必要となるオンカジもあるが、基本的にはオンカジのKYC認証のタイミングは「初めての出金前」である。

「出金目的」でオンカジの入金不要ボーナスを利用する場合に、KYC認証が必要な理由は、同語反復のようだが「出金のためにはKYC認証が必要」だからなのだ。

入金不要ボーナスでKYC認証をする場合の注意点について

オンカジの入金不要ボーナスを出金するためにKYC認証をする場合の注意点においては、やはり住所などの「個人情報」をすべてオンカジ側に提出するのが危険だ、ということが挙げられるだろう。

近年、オンカジの利用者の逮捕が本格的になっているが、オンカジの利用者が検挙される場合、オンカジ側に提供したKYC認証による個人情報が検挙の決め手となってしまうことには疑いを入れることはできない。

入金不要ボーナスを出金目的で利用する場合、「最低一回の入金実績と、その入金したお金を利用した賭博」が出金のために避けて通れないプロセスになっているのだが、このプロセスが避けて通れないということは「オンカジの違法性を避けて通れない」ということを意味している。

オンカジの違法性が確実になるボーダーラインというのは「入金したお金で賭博をしてしまったかどうか」というところに引かれている。

つまり、入金不要ボーナスを「無料体験目的」ではなく「出金目的」で遊ぶということは、「KYC認証をしたうえで、違法性を犯す」という避けられない未来を目指すということに他ならず、オンカジの厳罰化が激化している昨今、「出金目的」で入金不要ボーナスを遊ぶことは、あまりに危険な行為となっている。

「オンカジでKYC認証を行い、個人情報をオンカジ側に提供することは安全なのか?」という問いについては、「完全に危ない」という答えが現状認識としては正確である。

そのため、オンカジの入金不要ボーナスを利用したい場合には、「KYC認証が発生しない無料体験目的で遊ぶ」という選択だけが、正しい選択ということになる。

入金不要ボーナスには「無料体験目的」と「出金目的」という二つの目的があるが、「KYC認証」と「違法性」という観点を導入してみると、実際に選ぶことが可能な選択は一つだけであり、じつは選択肢が二つあるわけではない、ということは留意し、警戒すべきである。

「KYC認証は不安だ」というその不安は正しいし、「KYC認証は危険なのでは」という予感もまた間違いない。トラブルを避けるためにも、KYC認証をおこなってオンカジに個人情報を渡すのは、やめておいたほうがいいだろう。

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